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建築材料の高騰についての影響 | ひろしま相続相談センターのブログ

建築材料の高騰についての影響

2023年06月21日

カテゴリ:不動産

2021年からあらゆる建設資材の価格が上昇しています。

さらにロシアのウクライナ侵攻が価格高騰に拍車をかける構図になりつつあります。

特に木材や鋼材はこの2年で50%以上値上がりしています。内装材も15~30%上昇しており、今後さらなる値上げが見込まれています。材料の値上げに伴い施工賃を含めた建築プライスも必然的に上昇傾向になってきており、2023年3月には2016年比で約14%UPの予測もされていましたが、まさにそのとおり、それ以上となった気がします。

特に、鉄材関係に関してはマンションなどの鉄筋に使う異形棒綱の取引価格にいたっては13年半ぶりに最高値も更新しました。

各社ゼネコンやハウスメーカー、工務店もこの近年の急激な材料値上げを受け入れるしかない状況です。世界的な物価高により建築業界、不動産業界にも影響が出ていること、皆さんも身近に感じておられることと思います。

例えば、街中の一等地に広大なコインパーキングが・・・

これは単純に、マンションや宿泊施設、商業施設などの建設工事をしたいが、建築コストの急激な上昇により販売価格と見合わなくなった、入居利回りが見合わなくなった状況です。

広島市街地では専有面積100㎡程度のマンションが4~5年前に2,000万~3,000万円台だったのが、現在は専有面積70~80㎡で3,000万~4,000万円台になったなど、よく聞く話です。 当社でも一戸建て住宅や分譲住宅の価格が、おおよそ1棟当たり400万~600万は上がっていると感じています。

しかしながら、コロナでの影響もあり、収入が増えていない方がほとんどです。

そんな状況ですので、買いたくてもローンが組めない方も増えています。

逆に5~10年前に購入したマンションや住宅を売却した際、購入した金額よりも1.5倍で売れたなど、当社の扱う物件でも増えました。新築物件が高すぎて中古物件の需要が増えている証拠です。

この材料価格の高騰で「今は買うのをよそう」など、買い控えもありますが、私たちに入ってくる大手のメーカーや代理店の情報ではこの高騰した材料は世界情勢を見ても、そう数年で下がるようなことはないと聞いております。ですが金利は上がっていくのでは?・・・待てば吉となるか、凶となるか。今現在不動産をお持ちの方や、今から持とうとする方。

相続問題などで、急な対応を求められる方。

それぞれのプロが在籍する「広島相続相談センター」に一括でご相談をされてはいかがでしょうか?


つかさ建設株式会社

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