債務者の債務がより少なくなり、債権回収額が多くなることによって債権者にとっても有益である『競売』という選択肢。
競売は裁判所が行う手続きのため一般になじみが薄く、「競売だと二束三文でたたき売られる」といった誤った情報が巷に溢れていますが、競売は競争入札のため入札件数が多く人気のある物件に関しては市場価格水準を上回る価格で落札されるものが多数あります。その傾向はマンションで特に顕著です。
1. BITシステムのご紹介
BITとはインターネット上で競売物件情報を公開するシステムのことで、「BIT 不動産競売物件サイト」(http://bit.sikkou.jp)というホームページの中で、「3点セット(物件明細書、現況調査報告書、評価書)」をはじめ、競売に関する下記のような様々な情報が公開され、多くの利用者に閲覧されています。
<BITで公開されている情報・機能など>
3点セットのダウンロード | 競売手続きのスケジュール |
競売物件情報検索 | 競売手続きに関する用語集 |
開札結果の閲覧 | 競売に関する手続き案内 |
過去の売却情報の提供 | BITシステムの使い方 |
2. BITのホームページから「売却結果」を
閲覧する方法のご紹介
①はじめに、トップ画面(http://bit.sikkou.jp)の「売却結果」をクリックします。
②売却結果トップ画面の日本地図から検索したい地方をクリックし、続いて検索したい都道府県をクリックします。
③「裁判所名」「種別」「開札期日」「事件番号」について検索条件を指定し、検索ボタンをクリックすると、検索条件に応じた物件の売却結果情報を閲覧することができます。
執筆者
浦信一税理士事務所 税理士
株式会社URA 代表取締役 浦信一
*
ひろしま相続相談センター
まずは、無料相談からお気軽にお問い合わせください。
< お電話からのお問い合わせ >
082-244-0425
【受付時間】9:30~18:00(平日) / 10:00~17:00(土曜)